本棚に生えたカビを取り除き、そして再び生えてるのを防ぐにはどんな方法があるのでしょうか。
本棚に生えたカビは取り除いても、環境次第ではすぐに生えてくることがあります。
本棚にカビが生えていたらショックですよね。本棚の内側にカビが生えていたら収納されている本にカビが移らないか心配になります。
本棚のカビって、本棚の表より内側や裏側に生えるので、気づくのが遅くなります。
気づくのが遅くなるからカビの増殖が続き、いざ気が付いた時にビックリすることになります。
本棚に生えたカビを取り除く方法や再び生えてこないように防止する方法について説明してゆきたいと思います。
本棚のカビ対策のご参考になさって下さい。
本棚のカビを取り除く方法とは
本棚のカビを取り除く方法についてです。
まずは、本棚についている埃を取り除きます。
そして、カビをキレイにふき取ります。
カビをふき取っただけでは十分ではありませんので、アルコールや消毒用エタノールでで拭き取ります。
アルコールティッシュでもカビがしつこくなければ対応できます。ただし、アルコールティッシュにはアルコールが含まれている割合が低いものがありますので、心配ならばアルコールや消毒用エタノールを使って下さい。
ウェットティッシュとアルコールティッシュって似ていますが、ウェットティッシュはアルコールが含まれていいないものがあります。ノンアルコールのウェットティッシュでカビを拭いても濡れた雑巾で拭いているのと変わりませんのでご注意下さい。商品にアルコールが含まているかどうか表示されていますので確認して下さい。
アルコールティッシュやアルコールで本棚のカビをふき取る際には、本棚の材質や塗料によっては変色が起こることがありますので、こちらもご注意下さい。
本棚の裏側や内側で多少の変色は構わないという場合なら問題ありませんが、本棚の表部分が変色すると見た目が悪くなることがありますので、気を付けて下さい。塗装が変色するかどうか、本棚の表側からは見えにく部分で試してみるといいと思います。万が一、塗装が変色してしまっても、見えにくい部分であれば気になりません。
アルコールでカビをふき取ったらすぐに乾きますが、十分に乾かしてから本棚を元の位置に戻してください。
本棚にカビが生える原因
本棚にカビが生える原因は湿気とほこりです。
本棚に生えるカビは、本棚の表より内側や裏側に生えていることが多いです。
裏側だと掃除が行き届かなかったり、風通しが悪かったりします。
掃除が行き届かないと埃がたまりやすくなります。
風通しが悪いと湿気がたまりやすくなりますので、カビが生えやすくなります。
このように、本棚の特に内側や裏側はカビが生えやすい環境となっています。
カビが生える原因の1つが湿気です。
湿気は風通しが悪いと溜まりやすくなりますが、部屋の間取りや位置によって湿度が高くなることがあります。
また、季節によって湿度が高くなったり低くなったりします。
冬は湿度が低い地域が多いですが、外は湿度が低くても室内は湿度が高い場合があります。
冬は暖房や加湿器を使うことが多いので室内の湿度が高くなります。
冬って窓にたくさんの水滴がついている時がありますよね。
本棚にカビが生えない対策とは
本棚にカビが生えないようにするための対策についてです。
カビが生える上記のとおり原因は湿気やホコリです。
カビが生える原因を改善してゆけば防カビ対策に繋がります。
本棚にホコリが着かないようにこま目に掃除をすることが大切です。本棚と壁の間のホコリにも気を付けて下さい。本棚と壁の隙間ってこま目に掃除することがないので、本棚の裏側にカビが生えてしまうことがありますから、本棚の裏側の掃除も定期的に行うようにして下さい。
湿気に関しては季節的なものに関しては対応が難しいと思います。ただ、風通しを改善することによって湿気がこもってしまうことへの対応は可能かと思います。湿気がこもりがちな部屋ならば換気をこま目にするように気を付けたり、本棚の周りの家具や小物などの配置を再確認し空気の通りやすい配置にすることも通気対策の1つとなります。本棚と壁の間を少し開けることで通気が良くなりますので、可能であれば間隔を開けてみると良いかと思います。間隔があれば掃除もしやすくなりますよね。カビが生えやすい部屋や場所と生えにくい部屋や場所ってありますよね。
部屋の模様替えを行うなら、湿気がこもりがちな部屋の本棚を木製のものから別の材質の本棚へ替える方法もあります。木製の本棚は湿気があまりこもらない部屋に移して使うことが出来ます。
もしくは、木製の本棚の裏側に防カビ用の塗料を塗ることで対応が可能です。木材保護塗料に防カビ効果があるものがありますので、それを木製の本棚に塗れば防カビ対策ができるようになります。半透明の塗料なら本棚の裏側だけでなく全体に塗ることも可能ですが、全体に塗るのか一部に塗るのかはお好みで決めて下さい。
このように本棚に生えたカビの取り方、原因、対策について説明をしてきましたが、本棚にカビが生えたのでもう本棚は置かないと考えないで、対策が可能なら防カビ対策を行ってみて下さい。そのためのご参考になればと思います。
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