家を建てたり、マンションを購入したり、自宅のリフォームをする時にカップボード(食器棚)を設置することがあります。
カップボードは備え付けのタイプだと一度設置すると移動できませんので、設置する前にきちんと計画を立てておかないと後悔することがあります。
カップボードを設置したあと、思わぬ落とし穴があり、カップボードを設置したのを後悔してしまうなんてことがないようにしたいですよね。
カップボードを設置する時に後悔しないためのポイントについて説明してゆきたいと思います。
カップボードを設置する際のご参考になさってください。
カップボード設置の時に気を付けるポイント
カップボード設置の時に気を付けるポイントはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは、キッチンのサイズをあらかじめ確認するようにしてください。
備え付けのカップボードは一度設置すると移動が容易ではありません。
カップボードとキッチンのサイズが合わなかったということにならように注意が必要です。
カップボードの長さも1800ミリがいいのか2700ミリなどがいいのかキッチンのサイズやお好みによって考えなくてはいけません。
あと、カップボードに置く食器や家電についても把握をしておく必要があります。
とくに、どんな家電を置くのか確認をしておくといいです。あとから、新しく買った家電を置くスペースがないなんてことになったら悲しいですよね。
カップボードをどこで購入するのかも確認をしておく必要があります。
オーダーをするならどのようなデザインにするのか、サイズはどれくらいにするのかイメージしておくといいと思います。
購入するのなら、Ikeaやニトリなどの大手の家具屋で購入するのか、価格帯が高い店舗で購入するのか、または地元の家具屋さんで購入するのか決めておくといいと思います。
または、DIYで自作をする場合でしたら、材料についても確認をする必要があります。
どのような木材を使うのか、または木材でない材質を使うのか、決めておくようです。
また、材料はどこで手にいてるのかも確認しておくと、なおいっそういいと思います。
開き戸タイプのカップボードの注意点
開き戸タイプのカップボードの注意点はどんなことがあるのでしょうか。
カップボードは、開き戸タイプ・観音扉タイプと引き戸タイプに大別できます。
どちらの扉のタイプを採用するかは、カップボードを設置するキッチンのスペース次第になります。
開き戸タイプは手前に扉を開きますので、扉が開くスペースが必要になります。引き出しタイプのカップボードも開き戸・観音扉タイプと同じように手前に引き出しますので、引き出す分のスペースを確保する必要があります。
キッチンのスペースが十分確保されていないと、開き戸が十分に開かなくなる恐れがあります。扉が十分に開閉しないと、中身の出し入れがしにくくなりますし、扉を反対側の壁などにぶつけることが多くなり、扉を傷める一因になります。
開き戸タイプのカップボードのメリットは、開口部・収納全体がフルに開きますので、食器などの中身の出し入れが便利になります。
もし、カップボード前のスペースが十分に確保されていない場合は、引き戸タイプのものが便利です。
引き戸タイプのカップボードは収納全体を同時に開けることはできませんが、カップボード前のスペースが十分なくても設置できるというメリットがあります。
カップボード手前のスペース次第で開き戸タイプや引き戸タイプを選んでもいいでしょうし、または、収納する食器や家電の大きさに合わせて選んでもいいと思います。
あと、ダストボックスを置くスペースやダスト収納を設置することも考えておかなくてはいけません。
ゴミ箱には、可燃用、不燃用、カン・ビン、ペットボトルなどを区分けするために複数が必要になります。ゴミの分類についてはお住まいの自治体によって異なりますので、お調べになり必要なダストボックスやダスト収納を考えて下さい。
吊り戸棚を設置しないと後悔するのか
吊り戸棚を設置しないと後悔することになるのでしょうか。
設置するカップボードの収納量によっては設置しないと後悔することがあります。
カップボードだけでは食器や家電が収納できない場合に必要です。
今は、カップボードに収納できても、今後食器や家電が増えることがあります。その時に、食器や家電が収納できないという状況になると吊り戸棚を設置しておけばと後悔することがあります。
今の段階で、食器などを収納するのがギリギリという場合は、吊り戸棚の設置も計画に入れておくとよいかもしれませんね。あとから吊り戸棚を設置できるスペースが確保できていれば、今吊り戸棚を設置しなくてもいいかと思います。
そして、カップボードの収納量に問題がない場合は、無理に吊り戸棚を設置する必要はありません。
吊り戸棚を設置することで、キッチンに圧迫感を与えることがあります。
また、吊り戸棚は食器や家電などの出し入れが不便です。食器などの上げ下げが負担となる場合があります。
このように、カップボードを設置する際は、ある程度の計画を立てて設置しないと、あとあと後悔することがあることを挙げてきました。カップボードを設置したあと、あーすれば良かった、こーすれば良かったと後悔しても、なかなか修正はできません。もし直すならば、費用がさらに発生してしまいます。
キッチンの様子は、各家庭で異なりますので、あなたのお家のキッチンの状況を踏まえたうえで、ご参考になさって頂ければと思います。
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