駐車場に停めてある自動車のタイヤの前や後ろに空き缶やペットボトルが置いてあることがある。
これって、なんなのでしょうか?
それは、タイヤのそばに空き缶やペットボトルが置いてあったら車盗難の前兆かもしれません。
タイヤに空き缶などが置いてあることが、なぜ車盗難の前兆のサインとなるのでしょうか。
もしそうならば、未然に車盗難を防ぐ方法とはどんなことがあるのでしょうか。
なぜ車盗難の前兆が空き缶なのか
なぜ車盗難の前兆が空き缶やペットボトルなのでしょうか。
一見すると空き缶と車盗難って関係ないように思えますよね。
空き缶やペットボトルを自動車に踏ませようとする悪戯なんではないかと考えてしまいます。
空き缶などは車が動かないと倒れたりペッちゃんこに潰れませんよね。
つまり、駐車場などに停めてある車が頻繁に動いているのか、さほど動かしていないのか把握するために空き缶などが置かれているのです。
車盗難をしようとしている者からマーキングされてるということなので、前兆が現れているということになるなので、要注意です。
自動車のタイヤの所に空き缶やペットボトルなどの障害物が目印として置かれていると車盗難の前兆の恐れがあるので、気を付けて下さい。
車を頻繁に動かしていないということは、車盗難をする時に所有者と遭遇しにくいということになります。
これは古典的な盗難方法なのですが、タイヤと車体の間にペットボトルなどを挟んだり、タイヤに空き缶などを着けると、走り出すと異音がします。ドライバーがタイヤを確認しにいった隙に車が盗難されることもありますので、こちらも併せて気を付けて下さい。
このマーキングは車盗難の前兆なのか
次にあげるようなことは車盗難のマーキングなのでしょうか。
マーキングされるということは車盗難の前兆ということになります。
上記しました車のタイヤの前後に空き缶やペットボトルなどが置かれている。置かれている物は様々です。車を頻繁に動かしているのかどうか確認できれば空き缶でなく何でもいいのです。プラケースや小さな箱でもいいのです。
次に、車のフロントガラスなどにチラシがワイパーに挟んであったりする時も車盗難のマーキングの可能性がありすので前兆のサインかもしれませんので気を付けて下さい。車を運転する時はチラシを剥がしますので、これも車を頻繁に動かしているのかどうか調べれられていると警戒したほうがよさそうです。
車盗難されやすい場所や時間帯
車盗難されやすい場所や時間帯ってあるのでしょうか。
車を止めるのは、自宅、マンションの立体駐車場、コンビニなど様々です。長時間止めるとなると自宅、立体駐車場、月極駐車場・契約駐車場などが考えれます。そのような駐車場でも特に人目に付きにくい場所、人通りが少ない場所、夜になると暗くなる場所があります。このような場所が車盗難のリスクが高い場所です。他にも車のエンジン音が聞こえにくい場所も挙げられます。交通量が多い大通りに面している、ガレージや車庫の中です。自宅の駐車場でも家の中にエンジン音が聞こえにくいと車盗難のリスクが高まります。
車盗難されやすい時間帯は深夜です。一目も少なくなりますし、暗くなりますし、人々が寝静まります。意外なことに深夜ほどではありませんが昼間も車盗難されやすいのです。人目に付かない場所や死角になる所は危険性があるのですね。意外なことに夕方から夜の時間帯は車盗難が少なくなります。駐車場に車の出入りが多くなったり、帰宅する人が多くなりますので一目もそこそこあるのが理由かもしれません。
盗難されにくい車
盗難されにくい車ってあるのでしょうか。
盗難された車は海外に転売されてしまうケースがあります。
よって、日本国内では人気がある車でも海外ではイマイチ人気がなかったりする車があれば、海外でも人気、海外では人気の車もあります。このように、盗難され海外に転売されるケースだと、海外では人気のない車は車盗難のリスクが低くなるということになります。ただ、リスクが低くなるだけですから、まったく車盗難にあわないということではありませんでご注意下さい。タイヤに空き缶などが置いてあったら前兆の可能性が高いので気を付けて下さい。
逆に車盗難されやすい車種は、レクサス、プリウス、ランドクルーザー、クラウン、ハイエースなどです。これらは海外でも人気の車です。
盗難の防止方法とは
車盗難の防止方法についてです。
まずは、空き缶などが置いてあるなどの車盗難の前兆のサインを見落とさないようにして下さい。可能であれば、車を土日しか運転しない方は、平日も車を見て確認することで前兆のサインに気が付くことがあります。
イモビライザー搭載の車なら安心かというとキーのID情報をリセットして書き換えてしまうイモビカッターがあります。そのイモビカッターを防止する装置もあります。
リレーアタックという手口があります。スマートキーから出ている電波を傍受し増幅させて車のドアの解錠とエンジン始動を行う手口です。対応策は昔の原始的なキーに戻すのではなく、電波遮断ポーチにスマートキーを入れて自宅に置いておけば電波を傍受されることはなくなります。または、フタがある金属の缶(お菓子の缶)などの空き缶に入れておくだけで電波をある程度遮断できます。スマートキーの電源をオフにしたり節電モードなどにできるのであれば、電波が出ないようにしたり弱くすることで対策が出来ます。
タイヤに盗難防止装置を取り付ける方法もあります。しかし、車を運転する時としまう時にロック施錠するようなのでちょっと面倒ですし、壊されて盗難されることがあります。
値段が高価になりますがセキュリティー装置を取り付けるのも盗難防止方法になります。
このような盗難防止のやり方がありますが、全てにおいて万全ではありません。防犯技術と盗難手口はいたちごっこですので、まずは、車盗難させないように日ごろから警戒することが大事です。
盗難のための保険ってあるのか
盗難のための保険ってあるのでしょうか。
車盗難に関する保険は車両保険です。本人に過失が無ければという条件が付きますが、車両保険によって補償を受けることが可能です。保険会社や契約内容や車の形式や年式によって詳細は異なりますが、車盗難は盗難された車が戻ってこない場合は全損扱いになります。
保険に入っていれば万が一の際に安心になりますが、大切な愛車を盗難されないように十分気を付けたところです。車盗難にあった際には、警察への報告と保険会社への報告を忘れないようにして下さい。
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